東京オリンピックのフェンシング 男子フルーレ団体で主将を務める「松山恭助選手」は、台東区金竜小学校の出身です。
今大会では、8月1日に行われたアメリカ(世界ランク1位)との3位決定戦でおしくも敗れ、4位となってしまいましたが、準々決勝では世界ランク3位のイタリアを撃破するなど、3年後パリ大会へ向けて確かな手応えを感じられる活躍でした。
また、同じフェンシングの別種目、エペ団体では、日本が金メダルを獲得し、注目を集めています。
「フルーレ」と「エペ」の違いは、東京オリンピックの公式サイトに説明が載っていました。
団体戦は1チーム3名(+1名の交代選手)による総当たり戦で、3分×9セットのうち、45点先取したチームか、または試合終了時により得点を多く取ったチームが勝利となる。
フェンシングの魅力は、両選手が繰り広げる精密な技の応酬と瞬時の駆け引きにある。間合いを詰めた接近戦での華麗な剣さばきが見どころだ。照明が落とされた試合場で繰り広げられる激しい攻防は、瞬きも許されないほどの緊迫感に満ちている。
フルーレ、エペの相違点の一つは、得点となるターゲットの範囲、つまり「有効面」だ。フルーレは背中を含む胴体、エペは全身が有効面となっている。判定には電気審判機が用いられ、一方または両方の選手が有効面に突きや斬りを決めた場合、審判機に赤色や緑色のランプが点灯する。
出典:TOKYO2020